Misoca(ミソカ)とやよい青色申告オンライン連携でつくる副業デザイナーの会計システムづくり!

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青色申告の重要ポイントは複式簿記

ネットでは、会計ソフトを使えば余裕ですよ!!!!なんてよく見かけますが、思ったより大変です・・・。

こういった会計ソフトは家計簿感覚で記帳できて確かにラクチンではありますが、ある程度簿記の知識が必要だと痛感しております・・・。

ぶっちゃけ、本当に家計簿感覚で記帳していると痛い目を見ます(;・∀・)

ちなみにぼくは6ヶ月間現金主義会計で記帳してしまうという凡ミスを犯しておりました。(ほんとうは発生主義会計で記帳しないといけない!)

具体的に言うと、現金が口座に入金された日に売上を計上してしまっていたんです。ですからここ最近は、帳簿の勉強をしつつせっせと修正作業でしております。(;´д`)トホホ…

複式簿記はもちろんですが、記帳漏れ・書類作成漏れをしないためのシステムづくりをすることでもっと楽に管理することが一番の狙いです。

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そもそも複式簿記&発生主義会計とは?

青色申告65万円控除のためには複式簿記発生主義会計でやらなければいけません。

発生主義とは「現金の収入や支出のタイミング」ではなく、「収入や支出の事実が確定した時点」の日付で計上する会計方法のことを指します。

デザイナーがデザインを請け負った例だと、口座にデザイン料が入金された時ではなく、納品して請求書を発行した時です。

ぼくはこれを、現金が口座に入金された日に売上を計上してしまっていたんです。もちろんこれはNG!記帳しなおしました・・・

複式簿記・発生主義会計での帳簿づけ例

先ほどのデザイン料金の場合、まず納品して請求書を発行した段階で、

日付 借方 貸方
6/10 売掛金/50,000円 売上/50,000円

と帳簿します。この時点では、売上が発生しましたがお金の動きはありません。あとから口座で受け取るため「売掛金」という勘定科目で記帳します。

そして実際に入金があった段階で、

日付 借方 貸方
6/30 普通預金/50,000円 売掛金/50,000円

と帳簿します。このように売上が発生したタイミングと、実際に入金されたタイミングで2回の記帳が必要となるのが発生主義会計です。

大切なのは記帳漏れをしないためのシステムづくり!

僕の場合、本業でデザインをして、副業でデザインをして、その合間に複式簿記で帳簿付け。もちろん見積書や請求書もクライントに送らなければいけません。

残念ながらさほど副業が忙しくないのでそこまで苦ではありませんが、ふわふわした知識では、請求書を送ったのに売掛金で計上し忘れた!や、入金があったのに計上してない!!!なんてことがいつ起こってもおかしくない状態です。それに書類関係もなかなか面倒です。

複式簿記はもちろんですが、記帳漏れ・書類作成漏れをしないためのシステムづくりをすることでもっと楽に管理することが一番の狙いです。

そこで今回導入した「Misoca(ミソカ)」という請求書作成サービス。これがやよいの青色申告 オンラインといい感じに連携してくれ、記帳漏れといったミスを未然に防いでくれます。

Misoca(ミソカ)とやよい青色申告オンライン連携

このふたつのオンラインサービスを使うメリットはこの3つ!!

  1. 見積書と請求書が連動している
  2. 書類と帳簿が連動している
  3. クラウドなので、どのPCからでも閲覧可能

うんうん!!素晴らしく連携している!!

請求書作成サービス「Misoca(ミソカ)」やよいの青色申告 オンライン連携でトラブルにも強いシステムづくりが出来そうです!!

仕事を請け負ってから入金されるまでの流れ!

導入前

帳簿付けはやよいの青色申告 オンライン、見積書・請求書はExcelで作りPDFで送っています。

入金があるまで請求書は、どのPCからでも閲覧できるようDropbox内に作った「未入金フォルダ」に入れて管理していました。

帳簿までのおおまかな流れ

一見するとデジタルでしっかり管理されているようですが、見積書と請求書と帳簿の3つはそれぞれ独立したものです。

それぞれ独立したものを、自分の手で逐一管理が必要な状態なんですよね。

それでも上手く回っているときは問題ないですが、いざ数字が合わない!!といったトラブルの時に、記帳漏れした案件を特定するのも大変です。

導入後

ざっくりと図に表すとこんな感じです。

導入後の帳簿までのおおまかな流れ

見積書・請求書は「Misoca(ミソカ)」。帳簿付けは「やよいの青色申告オンライン」というカタチ。

そしてこの「Misoca(ミソカ)」で作った請求書をもとに「やよいの青色申告オンライン」へデータを送ることが出来ます。これがポイントですね!

順番に説明していきましょう!

1. 「Misoca(ミソカ)」で見積書作成

新規依頼を受けたら「Misoca(ミソカ)」で見積書を作成します。見積書がいらないクライアントでも必ず作るようにしています。ルーティン化してしまったほうがラクチンですからね。

misoca-mitsumori1

見積書を作成したらデザイン業務に入ります。

2. 「Misoca(ミソカ)」で請求書作成

データや現物を納品したら、次は請求書を発行します。あらかじめ見積書を作っているので、この見積書をもとに請求書を作ります!

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見積書から作るので入力の手間がほとんどありません。せいぜいお支払期限を入れるぐらいでしょうか。それに請求書の現在の状況をアイコンで管理できるのでわかりやすいです。

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請求書を送ったら「未請求」をクリックして「請求済み」にステータスを変更。入金されたら「未入金」をクリックして「入金済み」にステータスを変更する、といった具合です。

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3.「Misoca(ミソカ)」から
「やよいの青色申告オンライン」へデータ送信

複式簿記ですからもちろん発生主義会計です。

請求書を発行したこのタイミングで売上を計上しなければいけません。ここでももちろん入力の手間は無し!

請求書をもとに「やよいの青色申告オンライン」に帳簿付けします!あぁ超便利!!!
ただしその前に連携の設定が必要です。

設定方法「Misoca(ミソカ)」から

設定 > ログイン情報 >外部アカウント連携 から「YAYOI SMART CONNECTと連携する」をクリック!

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弥生シリーズログイン画面になるので、「やよいの青色申告オンライン」のアカウント&パスワードでログインします。

外部サービス連携確認画面になるので「同意の上連携する」をクリックすれば連携完了です!

連携ができている状態で、請求書を開き「YAYOI SMART CONNECT」をクリック!

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もうすでに自動で勘定科目が入力されているのでそのまま送信します!これで「Misoca(ミソカ)」からの作業は終了です。つぎは「やよいの青色申告オンライン」でデータを読み込む作業です。

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4.「やよいの青色申告オンライン」で帳簿付け

「Misoca(ミソカ)」からデータを送っているので、帳簿付けといいつつも、実際にする作業はデータを受け取るだけです。

「やよいの青色申告オンライン」から「スマート取引取込」をクリックします。

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ここから先ほど送ったデータが確認できます。内容を確認して特に問題なければ右下の「確定する」ボタンをクリック!これでとり込み完了です!

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クラウドサービスの連携で入力ミスを防ぐ!

入力したのは見積書作成時のみです。これなら帳簿につけるときに入力ミスなんてこともありません。

すべてクラウドサービスで出来るので閲覧環境も選びません。

帳簿付けが面倒なら、とりあえず納品時に「Misoca(ミソカ)」から「やよいの青色申告オンライン」にデータを送っておけば、日付はしっかりとしているので月末にまとめて帳簿付けしても全く問題ありません。

「Misoca(ミソカ)」は弥生だけじゃなく他の会計ソフトとも連携できるので、とりあえずフリーランスの人は登録しておいて損はないと思いますね(・∀・)!!


 

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